エンクローズ溶接施工

溶接継手の施工方法

鉄筋の端部切断

突合せ溶接継手に使用する鉄筋の端面は平らで直角でなければならないため、鉄筋の切断は、鋸盤や高速切断機等を用いて行うことが原則とされます。
鉄筋の端部に浮錆、セメントぺースト、泥、油脂、ぺイント等の汚れが付着している場合にはワイヤーブラシ等で除去し、曲がりや変形、バリ等がある場合は必要に応じてグラインダーで修正するか、再切断を行います。

配筋

突合せ溶接継手は、ガス圧接継手と同様にその継手品質は作業員の技量と周囲の環境に大きく影響されます。したがって、溶接継手の施工に際しては、施工前に作業員の資格を確認するとともに、必要な場合には施工前試験を行って作業員のレべルを確認する必要があります。
鉄筋のセットに際しては、所定の開先間隔を確保する必要があり、鉄筋の軸心がずれないように鉄筋をセットします。また、溶接治具をセットするために継手位置はコンクリート面から所定の距離を確保する必要があります。
溶接作業に際しては、継手部の周囲に必要な作業者空間を確保するとともに、常に安定した姿勢で作業ができるように適切な足場が必要です。また、強風時(風速は10m以下)や降雨雪時には作業を中止する必要があります。やむを得ず作業を行う場合は、工事監理者の承認を得て、防護対策を行います。

(公社)日本鉄筋継手教会資料より転記